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・・・
「あ、あの高宮さん・・・」
ちさろは思い切って高宮さんに話しかけた
「・・なぁに??」
高宮さんはグリンと首が折れ曲がりそうな勢いでちさろの方を見た
まるで蛇のような動きだ
その動きを見ただけでちさろは震えが止まらないくらいの恐怖感を覚えた
「ま、まさみさんが亡くなった日、トイレの中で‘おん‘って聞こえたんですけど・・・」
震えながらちさろは聞いた・・・
クワッ!!
いきなり高宮さんの目が見開いた
その場の空気はひんやりとつめたくなっている
「高宮さんですよね?言ってたの」
恐怖に晒されながらもちさろは言い切った
・・・
ザー!!
雨の音だけが聞こえてくる
・・・
その場の全員は高宮さんの返事を固唾を飲んで待っていた・・・
「・・・私・・」
ついに高宮さんが口を開いた
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