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「・・・言ってない」
擦れそうな声で静かに高宮さんは言った
「は?言ってない?」
ちさろは恐怖から一転、戸惑いと憤りを感じた
ちさろ「いや、あの声は絶対に高宮さんの声でしたよ!」
自分が聞いた声は確実に高宮さんだと確信している
なのに本当のことを言わない
怒りで声が大きくなる
「なんで嘘をつくんですか?やっぱりまさみさんの死に関係してるんですか??」
ちさろは怒りにまかせ、気になっていることをついに言ってしまった・・・
高宮さん「言ってない!!」
普段大きな声など出したことのない高宮さんが突然怒鳴った!!
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