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「お前がいくら、こうしよう、ああしようと考えたところで、あいつらにとったら、迷惑行為の他なんでもない
2人のことを、本気で考えるなら、あまり余計なことはするな」
「………………余計な事って、俺は別に………」
自分のしようとしている事を、迷惑行為とか、余計なこととして片付けられ、薫は嵩宗を睨み付ける
そんな薫を、嵩宗は一瞥すると、パソコンをいじっていた手を止める
「………お前の考えていることは、ただの自分よがりな考えだ」
「…………っ、なんもそこまでいわなくてもいいだろっ?!
親友の事心配してっ、何が悪いんだよっ!」
薫は、顔を怒りで真っ赤にしながら怒鳴りつける
「怒鳴るな
ここは、声挙げ自慢をする会場ではない」
「………っ、もういいっ!!」
薫は、荒々しく言い放つと、ばんっ!!と大きな音を立てて、出て行く
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