PROLOGUE

5/7
前へ
/44ページ
次へ
「………最初に聞いた時も、かなり驚いたし…………輝劉から聞いてたら…………もっと驚いたし…………別にバラしても………大丈夫じゃない?」 薫は、呆れた顔で言い放つ だが、輝劉は、首を横に降る 「ずっと秘密にして、当日、サプライズと一緒に発表するつもりだった…………」 「…………サプライズ?ってなにするつもりだったんだよ?」 薫は、不思議そうな顔で、問う 輝劉は、もういいや………と、苦笑しながら、ちょいちょいと薫に近づくように指示する 薫は、迷いながらも、輝劉に近づくと、両手を片耳に宛てられる 『那智に…………指輪渡すつもりだったの………』 輝劉は、静かな声色で言い放つ
/44ページ

最初のコメントを投稿しよう!

367人が本棚に入れています
本棚に追加