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「………最初に聞いた時も、かなり驚いたし…………輝劉から聞いてたら…………もっと驚いたし…………別にバラしても………大丈夫じゃない?」
薫は、呆れた顔で言い放つ
だが、輝劉は、首を横に降る
「ずっと秘密にして、当日、サプライズと一緒に発表するつもりだった…………」
「…………サプライズ?ってなにするつもりだったんだよ?」
薫は、不思議そうな顔で、問う
輝劉は、もういいや………と、苦笑しながら、ちょいちょいと薫に近づくように指示する
薫は、迷いながらも、輝劉に近づくと、両手を片耳に宛てられる
『那智に…………指輪渡すつもりだったの………』
輝劉は、静かな声色で言い放つ
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