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それから数日。
家のインターホンが鳴る。
「お、引っ越し祝いかな?」
急いで玄関に向かい、扉を開ける。
すると、同い年くらいの女の子が引越し祝と書かれた箱を片手に立っていた。
「あぁ、引っ越し祝いかな?ありがとうございます!!」
彼女は箱を差し出す素振りと同時に僕の腕を掴む。
「え!?」
一瞬ドキッとしてしまったのは事実。
「よぉ、アホ野郎。やっと見つけたよ!!」
「!?」
声を聞いた瞬間からなのは様だとわかった。
そう。なのは様も高校に通いづらいと言う理由で引っ越して来たのだ!!
「これからよろしくー。」
笑顔で引っ越し祝いを渡すなのは様。
その裏には絶対何かあると思い、箱を受け取り、即座に扉を閉めた。
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