第1章

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亮「なんやって?」 『いや、後でかけなおすって』 亮「ふぅん。行く?」 『おん』 そうして俺は彼女を少し気にしながら 大分巡りをした。 亮「なんやろな」 『ん?』 亮「彼女。なんか言いたいことあるんやない?」 『分からん』 亮「そう言っときながらお前めっちゃ気にしとるやろ」 『…‥;』 亮「あんま強がんなや」 『分かっとるけど』 亮「お前からちゃんと聞くんやで?何があったか」 『おん』 亮「不満な気持ち持ったままコンサートに持ってくなや?お前すぐ顔に出るんやから」 『…おん』 亮ちゃんは彼女よりも俺を知っとる。 彼女と続いてるんは亮ちゃんのおかげでもあんねんな。 その日の夜。 俺は亮ちゃんの言った通り 自分から電話をかけた。 .
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