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叩かれたところを摩りながら後ろを振り向くと─
「おっはよう!優斗」
そこには親友の長谷川直輝が立っていた。
『やっぱりお前か』
そう呟き軽く睨んだが、全く効果なし。
直輝とは中学のときからの仲で毎朝こんなかんじだ。部活も同じバスケ部に入っていたから結構仲がイイ。
身長は俺より少し低くて、顔はかわいい系、性格は明るくて結構イイやつ。
ってことで、かなりモテる。
まぁ、彼女いるんだけどな。
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