第一章)入学式

5/13
前へ
/91ページ
次へ
ニヤニヤしながら言ってくるのがなんかムカついて、頭を叩かれたことへの仕返しも含めた蹴りを直輝のふくらはぎに入れてやった。 「痛っ!なにすんだよ~。かわいい子見れなかったからっていじけんなよなぁ。」 ニヤニヤが止まらない… つーかコイツ自分がニヤニヤしてること気付いてないな。 『キモい。にやけすぎ。』 俺の一言にショックを受けた様子の直輝。 「キモいってなんだよ~。仕方ねーだろ、めっちゃ可愛かったんだから!あの子タメかな?同じクラスだったらイイなぁ。」 ハァ… 思わずため息が出た。 .
/91ページ

最初のコメントを投稿しよう!

8人が本棚に入れています
本棚に追加