第一章)入学式

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俺が、はぁ?って顔をしていると 「あのめっちゃかわいい子がいたんだよ、この教室に!」 直輝の一言でさっきまで居心地が悪かった教室に一瞬で戻りたくなった。 誰だってあんなに「かわいい」を連呼されたら見てみたいと思うだろ? 素直に戻るのがなんか嫌でどうしようかと考えていると、今度は逆に直輝が俺を引きずる形で教室の中へと戻った。 「ほら、あの窓際で話してる…ってあれ?一緒に話してるの有子じゃん!」 そう言って直輝は有子のところへ向かって行く。 その時俺は… .
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