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side、K
何もない学校生活――
俺はすごく幸せだと、肌で感じた
ふんわりとした風、
青く広がる綺麗な空、
心地よい温度、
そして―――
『宏太~(はあと』
「あ、学活終わったの?」
『おうっ!お前に会いたかったからアイツにガン飛ばしてきた!』
誰もいない教室でただ一人
俺が窓から外を眺めているときだった
振り向いたら…貴方がいた。
「先生に少しは気使ったほうがいいんじゃないの?成績やばくなるんじゃない?」
「そんなのいいってば! お前といる時間のほうが全然大事だっつーの」
後ろから抱きしめてくれる貴方の優しさに
俺はいつも甘えていたよ。
どんな風よりも…
どんな空よりも…
どんな温度よりも…
貴方の優しさが大好きだから
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