1%

2/8
前へ
/14ページ
次へ
side、K 何もない学校生活―― 俺はすごく幸せだと、肌で感じた ふんわりとした風、 青く広がる綺麗な空、 心地よい温度、 そして――― 『宏太~(はあと』 「あ、学活終わったの?」 『おうっ!お前に会いたかったからアイツにガン飛ばしてきた!』 誰もいない教室でただ一人 俺が窓から外を眺めているときだった 振り向いたら…貴方がいた。 「先生に少しは気使ったほうがいいんじゃないの?成績やばくなるんじゃない?」 「そんなのいいってば! お前といる時間のほうが全然大事だっつーの」 後ろから抱きしめてくれる貴方の優しさに 俺はいつも甘えていたよ。 どんな風よりも… どんな空よりも… どんな温度よりも… 貴方の優しさが大好きだから _
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

180人が本棚に入れています
本棚に追加