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「なっ?アダムを一発で!?」
「こんな雑魚には用はねんだよ……てめぇは少しはやれるんだろうな?」
「まぁアダムは主力の中でも最弱………俺はあいつほどツメは甘くないぞ」
「当たり前だ………じゃなきゃ俺はダイタルトの首を獲りに行ってる」
ガジェットは消えた
(チェンジか……どこにいる?……)
辺りを見回すが気配を感じ取れないヴァジルは砂の球体を作った
その中にいるヴァジルは球体を盾にしているわけだ
「そんな砂の中に閉じこもって身を守れたつもりか?生温い……」
砂の球体の中のヴァジルの背後にガジェットが
「この中の空気と交換すれば意味のなさない事だ!!」
キィン!
間一髪、反応したヴァジルが砂臣でガジェットの短剣を弾く
「リベレ!!」
ザァァァァァァ!!!
球体だった砂達は一斉にガジェットに襲いかかる
フッ……
まぁ当然それはチェンジにより避けられる
「チッ……刃砂臣剣!!」
「チェンジ!」
フッ……
(くっ……またか……、こりゃいよいよもってチート技だな)
チェンジだけは誰もが苦戦するようだ
「今度は砂を固めてシェルターを作らなくていいのか?ほっておいても死ぬだけだぞ?」
馬鹿にした口調でどこからともなくガジェットは現れる
「自動防御 生砂!」
バッ!
背後から襲うガジェットをヴァジルの自動の防御が身を守る
「なっ!?こいつ……どこから出てきた?」
(こいつ……俺の動きを呼んでたのか?)
ヴァジルとの距離をとったガジェットは様子見のためナイフをバラ巻く
ブアッ!!
「他の連中はてめぇがそーやってオモチャバラまいてる時に何で攻撃しないのか……絶好のチャンスなのによぉ!!」
ほんの一瞬でナイフをバラ巻くガジェットの後方にヴァジルは出現する
「砂牙鉄砕!!」
ズバァン!!
(くっ………早い……)
ほぼ物理攻撃を受けてなかったガジェットの体には太刀傷ができる
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