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「捕獲や採取だって色んな技術がいるぞ、大丈夫なのか?」
「バンビ、アタシの事ナメてない!?アタシもそこら辺の女とは訳が違うんだから!!」
すると、ラキは手で印を結ぶ
「何する気だ?」
ボンッ
ラキは顔・体型・声までバンになっていた
「す、すげー!!」
バンは目をキラキラさせて興奮する
「どう!?声までバンビになってるでしょ!」
ボンッ
ラキは元の姿に戻る
「何でだ??」
「変身術よ!魔力はいるけどなれば完璧に成りきれるの!!」
「初めてみたぞ!!変身術!」
「面白いでしょ!!まだ魔法が使えるよ!」
ラキは微笑む
「もっと見してくれよ!!」
バンの興奮も高まってくる
「嫌よ!結構魔力使うんだから!!」
そんな会話をしていると、日が暮れてくる
「今日は野宿でもするか!!」
「うん!!任せて!」
そう言うとラキは長細い白い杖を出す
「また魔法かっ!!」
バンはまた食いつく
ヒュッ
杖を一振りすると、木や蔓が何本も集まり、あっという間に家が出来た
「すげぇー!!」
バンの目は再び輝く
「今日はここで寝ましょ!!」
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