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するとゴブリンの後ろから奴の仲間がわらわらと出て来た。そして全員一斉に跳びかかってきた。
ちょっと面倒かもな...
「ギャーーー!!」
「¢£φψБФЮЯШЕυ...風障壁!」
シロンの前へ割り込むと腕を横へ振るう、すると突風が発生しゴブリンたちを薙ぎ払った。
「君、名前は?」
「篠宮 シロンだ。」
ゴブリンたちは、懲りず再度襲い掛かる。
「俺は、高月 ハヤト!
んじゃぁシロン、チャッチャとコイツらを片付けるぜ!」
「わかった!」
シロンは片手を柄に、もう片手を鞘を握り居合斬りで横に一閃、数匹を斬り捨てた。
ハヤトは、彼の右手に着けていた指輪を光らすと鈎爪が現れ、それを腕に装着した。
「青き閃光、術式装填!」
腕が「バチ、バチ」と放電し鈎爪に雷がコーティングされた。そして、ゴブリンを切り裂いて行く。
「やったか?」
するとハヤトは、放電する手をシロンにかざした。
「うお、何のつもりだ!?」
驚きのあまり後ろずさむシロン。そして、彼にかざす手の光が一層高まった。
「術式解放!」
するとハヤトから青き雷光が放たれた。シロンは、咄嗟に目をつぶり腕をクロスさせる。
しかしその雷光は、シロンの顔の横を走り後方のゴブリンに直撃したのだった。
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