究極の対決! セクハラ王子VSオオカミ少女

3/30
前へ
/410ページ
次へ
 端で聞けば、下らない事この上もない理由で負けん気の塊共が角を突き合わせている。  今から始まるのはケンカなんて可愛いモノで済まなそうなくらいの殺気が辺りを漂う。  しかし互いに「「「フン!」」」と鼻を鳴らしてソッポを向き、言葉1つ交わさず各々家路に着いた。  この時、珍しい事に鋼鉄の結束を誇った3本の矢が分裂をしたのだ。  それから翌日、幸二は聖とリトを無視して、舞だけを連れて新しい学校に向かう。  しかし幸二はこの瞬間から頭を切り替えて、舞と言う無二の彼女がいながらも新たなセクハラに期待を膨らませていた。
/410ページ

最初のコメントを投稿しよう!

52人が本棚に入れています
本棚に追加