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彼女の、百万ドルに等しい笑顔に幸二は。
「ま~かせて!」
漢気溢れる即答をするが、しかし所詮オトコとは、惚れたオンナの笑顔イッパツに騙される可愛くも可哀想で憐れな生き物。
この安請け合いが、またしてもあの大事件の再来になるなど、脳内が桃色苦労場な幸二には、想像も出来ない。
それよりも引き受けた綾の件をどうしたものか、幸二は少し思案して、それから何をすべきか思い付つく。
そして、ソレを即座に実行に移したのだ。
今から、セクハラ王子東野幸二VSオオカミ少女信楽木綾の、歴史的黒歴史対決が始まる。
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