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信楽木と言えば、幸二の住む町内で、彼等の実家で大地主である東野家と、実父で平成屈指の山師と言われた“超成金”東野真幸と同じくらい知られた“曰く付き”の旧家である。
だから直接的に面識や関わりはなくても、幸二は綾の自宅の場所なら朧気には知っていたから、彼女の帰宅路を割り出すのは朝飯前だった。
それから幸二は、信楽木家に向かう途中にある公園のにあるベンチで1人座り込む少女を見付け、何か自分に訴えかけるモノを感じたからその娘を注意深く観察する。
そして、その娘は舞以上の美少女だと言う事実が判明。
アナリスト幸二的にこの娘がターゲット“信楽木綾”と断定を下す。
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