究極の対決! セクハラ王子VSオオカミ少女

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 「そんな屁理屈が分かるか!」  「屁理屈と言うと、お尻からブーブーとか、プヒッ……てな奴? 下品な……」  幸二の発言を少し考えて、綾はまた怒鳴る!  「どっちが下品よ、それに誰がオナラの話をした!」  「うん、してない。あくまでも屁の話」  「ほ…………ほ、ほ、ほ、ほ、ほーー」  怒り過ぎて、滑舌が悪くなるどころか吃る綾。  ソコへ幸二は綾の神経を逆撫でる。  「ほの次は“ま”だよ。それから“みむめも”と続くから覚えておいてね。マ行女」  聞きなれない幸二の出したワードに悪意を感じた綾は、反論と質問をする。  「私は本当に真面目に話が出来ないならどっかに行ってと言いたかったの! それとマ行の女って何!?」  「それはね……」  幸二は綾にマ行女(まぎょうおんな)の意味を語る。
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