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脱線が長くなり過ぎちゃった(笑)
その後、いいオヤジになるまでユキヤとの付き合いは続いたんだよ。
あの日までは・・・
ちなみに「ガキ大将」の章で書いた仲間ってのがユキヤだよ(笑)
どこまで話したか覚えてるかな?
みんなで学校を抜け出したんだよ。
歩きながらユキヤが不安そうに聞いてきた。
「ヒロシちゃん、どこまで行く気?」
俺「川を下って海に出る!」
一同唖然。
もちろん俺は100%本気。
しかし俺達は山梨の山猿だよ。
海なんて年に1回海水浴で、それも車で何時間もかけて行くような所。
ナツキ「ヒャッホー!」
こいつはバカだから浮かれてる(笑)
ユキヤ「ご飯はどうする?
海に着いたら?」
(ふん!ユキヤはやっぱりお坊っちゃんだな(笑))
なんて思いながら答える。
俺「メシは魚を獲って食う!
海に着いたらアメリカ行きの船を探して潜り込む!」
一同顔を見合わせてポカンだよ。
そりゃそうだよな。
先生に怒られたからアメリカ行くって(笑)
ナツキだけが
「スゲーよ!ヒロシちゃんスゲーよ!ヒャッホー!」
ナツキはバカだからな(笑)
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