2章 把握

3/16
10人が本棚に入れています
本棚に追加
/36ページ
  スタン「?」 クレス「どうしたの?」 スタン「今、誰かのうめき声が聞こえた気がするんだけど……。」 と足を止め、クレスが聞くとスタンが周りを見渡しながら言った。 カイウス「俺には聞こえなかったぞ。気のせいじゃないのか?」 スタン「うーん。」 とスタンが首をかしげていると ?「あ…ぅ…うぅ」 3人「!!」 クレス「2人共……。」 カイウス「ああ。今度は聞こえた。ルーク達の誰かがいるのか?」 スタン「けど、俺達が最初で、まだそんなに時間は経ってないはずだよな。」 と3人は身を固くして声がどこから聞こえるのか探っていた。 ?「あ……う゛ぅ……ううぅぅ……。」 クレス「北側の廊下の先から聞こえるみたいだね。」 スタン「行ってみよう。」 スタンが言うと、クレスとカイウスも頷き、北側の廊下を歩いていった。  
/36ページ

最初のコメントを投稿しよう!