ある館の怪談話

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  昔、あるところに荒くれ者の集団がありました。 その集団はある館をアジトにし、近くの街に現れては、持ち物を奪ったり、街の娘を攫ったり、しまいには通りかかった人をなぶり殺したりと悪行を繰り返していた。 しかしある時、街にやってきた1人の男が話を聞いて、荒くれ者達を倒す為、娘に変装し、わざと攫われた。 そして、荒くれ者達が飲む酒に毒を入れて殺しました。 男は娘達を街に送り、街の人達からはとても感謝された。 しかし、荒くれ者達は男を憎みながら、恨みながら死んだ為、魂は姿を変えて 今もアジトの館で男を殺す為、待っているそうだ。  
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