2章 把握

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  《B班》 カイル「中は思ってたよりきれいだね。」 ユーリ「あぁ。もう少し汚れててもおかしくないよな。」 ルーク「早く行こうぜ!」 ルカ「うぅ……。」 とテンションが上がっているカイルとルークの横で不思議そうに周りを見るユーリとその後ろで怯えているルカ。 それを見て、 ルーク「なんだよ、ルカ。びびってるのか?」 ルカ「だ、だって……。」 ユーリ「なんだ?もしかして、ルカのこと心配してるのか?」 と心配そうルカに尋ねるルークに意外そうにユーリが言うと、 ルーク「だ、だって、結果的に俺が無理やり誘っちまったし。カイウスだって、ちょっとからかってみただけだったんだよ……。」 カイル「そうだったんだ……。」 ユーリ「まぁ、カイウスがキレたのは予想外だったかもしれねぇけど、終わったらちゃんと謝れよ。」 ルーク「分かってる……。」 とシュンとなっているルークにユーリは言葉をかけた。 その時、 カシャン ルーク「ひっ!?」 ルカ「うわぁぁ!!」 カイル「何!?今の音!?」 突然の物音に驚く3人  
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