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アスベル「他の班なら別の場所にいるんじゃないかな?」
エミル「そういう事じゃないよ……。ここ、魔物の気配とかが全くいないっていうか……なんて言ったらいいのか、そう言うのも含めて全部、何もかもなくなった……そう……何もかも消されたって……感じが…」
異常な歯切れの悪さで口を動かすエミル。
シング「エ、エミル。今は怖い話をしなくていいんだよ。だから冗談は……」
エミル「本当だよ!僕は本当の事言っているだけなんだ……。」
とシングが言うと、エミルが声を大きくして言った。
その目は冗談を言っている目ではなかった。
アスベル「ならまずは、外にいる4人にその話をしよう。その後に先に入っていったみんなを探そう。」
とアスベルが真剣な面持ちでいい、エミルとシングは頷いた。
そして、3人は玄関の方に向かった。
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