2章 把握

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  4人「!?」 2階にあがり、3階に上がろうと3階にあがる階段の前に来た時、4人は言葉を失った。 階段から左に曲がり、右手側の部屋まで血のあとがついていたのだ。 ヴェイグ「これは……!」 リッド「血……だよな……。」 ロイド「こんなに……まさか……先に入ったクレス達のじゃ……!」 セネル「落ち着け。まだそうと決まった訳じゃないだろ。もしかしたら、昔に付いたやつかも知れないだろ?」 とセネルが落ち着かせようとするが、 リッド「けどこれ……付いてからそんなに時間経ってないみたいだぜ……。」 とリッドが血のあとを見ながら言う。 ロイド「もし、クレス達のなかの誰かだったら大変じゃないか!?」 ヴェイグ「そうだな……。」 とロイドが言うと全員が頷き、 セネル「確認……するか……?」 リッド「そ、そうだな……。確認……するか。」 とセネルとリッドが言い、例の部屋に入ることにした。  
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