地位門

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「陽ー!うんちー!」 「痛っ!いきなりなんすか?!」 ∞ホールの廊下にカン高い声が響く。 名前を呼ぶ声が聞こえたかと思ったら後ろからいきなり排泄物の名を叫びながら後輩にいたずらを仕掛ける人が一名。 チーモンチョーチュウの白井さんだ。 きのこ頭で不思議発言を繰り出し後輩にいたずらをしまくる精神年齢5歳であろうこの先輩を操れるのはもはや相方の菊地さんしかいない。 だからとても尊敬している。 「菊地さーん助けて下さい!」 「あ、お前なんだよー!いつも菊地呼びやがって!」 「痛い痛い痛い!もうほんとヤダー!」 「こら白井!!止めてやれ!!」 「なんだよー。いつも止めないくせによー!」 「陽が本気で嫌がってるだろ?」 「うるせーずんぐり!」 さすが菊地さん。ほんとカッコイイ。 「お前そんなことしてると嫌われるぞ。」 「しらねー俺も嫌いだもん。」
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