23人が本棚に入れています
本棚に追加
*――――――
｢さて､美鈴さん｡準備の方はいかがでしょうか？｣
｢大丈夫｡いつでも行けるわ｡｣
｢…分かりました｡――と忘れていました｡貴女に紹介したい方々がいるのです｡｣
｢わたしに…？｣
｢こちらの方々です｡｣
ラステルさんが後ろを振り向き､その背後から二人の男が出てきた｡
｢ルカとルイです｡｣
紹介された二人の男は､一人は白髪で左目を隠しもう一人は眼鏡をかけいかにも頭脳派という感じの人だった｡
誰かしらこの人達｡
ていうかわたしに紹介する必要性は無い気が…
｢貴女にはこの方々と共に旅してもらおうと思います｡｣
……はい？
最初のコメントを投稿しよう！