82人が本棚に入れています
本棚に追加
「光、ごめんね‥‥。私のせいで‥」
「由理のせいじゃないよ。僕が勝手にしたことだから‥‥だから、気にすんな」
彼女は千歳 由理
僕と一緒に居て襲われかけた女の子だ
由理は僕とは違って髪も長くて、目もくりくりとしていて可愛い
まさに"女の子"って感じだ
ただ、性格は残念だが‥‥
「光、違う学校で浮気しないでね?襲われそうになったりしたら、直ぐに私に電話を‥」
「うん、黙ろうか。ていうか、浮気って何だよ。僕は由理の彼氏じゃないぞ」
見てのとおり、何故か由理は僕を溺愛している
それはもう‥恐ろしいくらいに
まぁ、由理はこの学校に他の友達も居るし、僕が退学しても何も心配は無いだろうと思う
どちらかというと、心配なのは自分のことだ
やっぱり、高校は卒業しておきたいからな‥‥
まぁ、家に帰ってから親と考えるとするか
多分、親にも連絡はいってるだろうし
毎日メールをしてくれだとか、浮気はダメだとか、そんなことをしつこく由理に言われながら、僕は家に帰った
最初のコメントを投稿しよう!