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その姿は宇宙人じゃなくて、小動物みたいだった
なんか、可愛い
とにかく可愛い
もう‥襲われてしまえ←
「ひーかる、何を楽しそうに考えてるの?」
百瀬を使って妄想をしていると、肩を叩かれた
振り返ると、爽やかな笑顔の王子様がいらっしゃいました
や、やめろ!
きゅんきゅんしたじゃないか!
ていうか、何時戻ってきた!
‥まぁ、とりあえず
「お、お帰りなさい‥?」
「ただいま」
‥‥やってから気づいた
なんか、百瀬と八重咲が気持ち悪いくらいニヤニヤしてこっちを見てる
何を考えてるのかは、容易に想像できた
絶対に王子と僕で妄想してやがる!
二人の顔を平手打ちしたい衝動を何とか堪え、とりあえず殺人的な目つきの悪さで睨む
「‥‥神崎さん?何か冷たい空気が漂ってるんやけど?」
「あははー、気のせい気のせい(棒読み)」
恐る恐る聞いてきた百瀬を適当にあしらう
何だか、「百瀬と光、仲良しだね」と王子の呟きが聞こえたが、知らないふりをする
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