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―――――――― ――――――   「太郎って料理出来るだね」   「ぁ、あぁ」   俺制服が無いので、私服に着替えて朝食を作りテーブルに並べて鈴木君と朝食を食べる        「そ、そぃやさー 俺の制服が無くなってたんだよ」     「え。俺じゃねえーからななな!?」   すっごい動揺している鈴木君       何でどうようすんのかね?       「いや、鈴木君を疑ってるわけじゃないから」   「そ、そう…   …ぁあぁぁぁああっ!!! ごめんなさあああぃ」   「えぇ!? 何で誤ってんの!?」     「俺が…貰った」     貰った?     「貰ったってどぃうこと?」     「欲しかったから… だって、毎日着て行ってる制服が欲しかったんだ」     …何、コイツ      「太郎の匂いが…っ 毎日着て、洗濯して、また着て…太郎の匂いが染み付いて すっごい…俺好みの匂いだし   アァッ…思い出しただけでイける」       …。     「黙れ、地に帰れ。 つか、あの世に逝け」     「太郎の布団も制服をイイ匂いするし  アァっ…もっともっと、太郎を感じたい」        よし、俺     今すぐ寮長に言って同室者変えてもらおう           俺は椅子から立ちあがり、部屋を出て寮長室に向かった          
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