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「雅人先輩…他を当たってください。   あ!!何なら俺の同室者の鈴木君をあげますよ!!」     俺最強ー。 鈴木君、今まで君がいて嬉しいと思った事は無いよ       バイバイ、勇者鈴木君     「同室者?   …そんな事聞いてないけどぉ。 後で奏に聞いてみるねえ」    奏とは、市河奏って言って生徒会会計   凄く可愛い男の子   まぁ、俺はホモじゃねぇから   興味ねぇけど      「その鈴木君は俺には興味ないなぁー…   俺は、平凡に興味があるんだからぁー」      「ぅわっ!!?」     一瞬にして俺の視界が真っ暗になった       「どうー?目隠しはー?」     目隠し?   俺は自分の顔に手を当てて目隠しを解こうとした       が、   ガチャッ     「手は…邪魔だよねぇ」     手に何かを付けられて自由に動けなくなった      「手のを、取れっ」    「それが 先輩への口の利き方ぁ?」     「取ってください!!」   「まぁ、最初のうちはキツイよね     今日は俺も用事あるし、いいよー 外してあげる」       手と目に付けられていたモノを外してくれた       「有難うざいます」     「いいの、いいのぉー   じゃ俺は生徒会に戻るねぇ ばいばぁい」      そう言って書記は去っていった               実家に帰りたい      
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