起動せんし蛇菜

2/21
前へ
/57ページ
次へ
ツナギを私服の如く着こなす幼なじみ。名前は「如月マヤ」と言ったっけな。黒い髪にツインテールを靡かせ、水色のツナギが何よりも特徴的だった。 彼女は機械を弄る事が何よりも好む性格だった。今日も学校を終えると同時に自宅へと走り去って行ったのだ。なんか自信作の完成が近いと胸を張って自慢してきた事も数時間前の事。何が彼女を駆り立ててるのだろうか。 さて、かの言う俺は自宅に帰り着き宿題に手を出そうとしていた。高校二年生にもなって宿題に振り回されるのは散々だ。もう少しフリーダムに行きたいよね…ゆとり教育だしさ。 まあそんなふざけた事を抜かしたら世間様に顔向け出来ないな。うん、真面目に取りかかり宿題を終えよう。
/57ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15人が本棚に入れています
本棚に追加