39人が本棚に入れています
本棚に追加
私たちはじめてキスをしました。
すごく自然に。
隠れてしたつもりでしたが、わたしが振り返ると
遠くの居酒屋の店の陰から、びっくりした様子で覗いていたはるかの顔がありました。
ヤバイ!
そう思ったときはすでに遅し。
アキラはタクシーで帰っていき、私も逃げるように家に帰りました。
その時から、わたしははるかに弱みをにぎられていたのかもしれません。
はるかにしてみればわたしは、
自分がお気に入りの真吾と関係をもち、
ただの同僚アキラともこんなことをして
気にいらなかったのだと思います。
最初のコメントを投稿しよう!