第一章 理科室の不思議

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――依頼室 「2年B組副担任の長田です。」 「どうも。で、依頼はなんでしょうか?」 「理科の斉藤先生の様子が最近おかしいんです。」 「おかしい、とは?」 「斉藤先生は2年B組の担任なんです。普段はお互い助け合いながら仕事をしていたりしていたんですが…」 「何かあったのですか?」 「最近は2年B組の仕事は私に任して、斉藤先生は1人で理科室にこもって何かしているんですよ」 「何か、とは?」 「分かりません。理科室に入ろうとすると斉藤先生に『掃除中で危ないから入らないでくれ』と言われて、中に入れてくれないんです。」 「はぁ、それは怪しいですね。ということは、その理科室の中で何がおこっているか…それを調べればいいわけですね。」 「はい!お願いします」 「分かりました。その依頼、我がミパリル部が解決いたしましょう」
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