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「いきなり終わりにするなよ阿呆が」
300年前、第四次世界大戦が起こった。
その時、人は愚かにも先を見ず、感情的に動き、そして結果的に“人類は一度、滅びかけた”。
文化も、国も、何もかも、消え去っていた。
ではどうしてまた、人間という生き物がどうして今また世界に台頭しているのか?
生態系が少し変化したからである。
当時は異端といわれていた能力を一人の例外も無く身に付けてしまったからである。
“どの未来を選択すればいいのかさえ分かれば、もう二度と人間という生き物は窮地に晒されない”
人間の自律神経が極端なストレス状態からこのような結論に達し、人間が身に付けた能力。
それが、“未来予知”。
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