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さて、予知した未来と今見えている現実を見比べる。
どう見ても違う。
「あ?」
例えばさっきまでやっていたPSPは白いベットに無造作に置いた記憶がある。
だが今、その上には無い。
どう見ても予知した未来と違う。
「ああ?」
だがそんな事が気にならないくらいに決定的に違う所がある。
部屋の真ん中。
和服が似合いそうな、長い長い、今は濡れてワカメの様に絡み合っている漆黒の髪。
身長は自分(175cm)の40cmは下だろうという、顔からみてもまだ12,3歳という感じな紛れもない幼女に分類される女の子。
「……ぶっ……?」
しかも大胆にも、バスタオル一枚という理性をホームランさせる格好。
くっきり浮き出た白い鎖骨が。細くて根元まで見えて物凄いアブナイ太ももがさらけ出されている。
残念ながら幼女らしくぺったんこで起伏がやたらとないバスタオル。
すやすやと寝息を立てる小さな天使の安らかな寝顔。
「……………………どこで未来が確変したんだよ……」
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