シルキー

5/5
前へ
/48ページ
次へ
ギルバートは目線が合うように屈んでから優しげに微笑みました。 「シルキーはものを食べないのですよ」 「食べないの!?」 すっとんきょうな声を出して驚くアルベルトにギルバートは苦笑を浮かべて言いました。 「シルキーのことでしたら後でお話致しましょう。食事が冷めてしまいます」 「本当!?なら、今日はギルじいがいい!それでお話聞かせて!」 瞳をキラキラさせながらアルベルトが言うと、ギルバートはきょとんとしてからまた苦笑を零しました。 「おやおや。出てきたのは正解のようでしたね」
/48ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加