6人が本棚に入れています
本棚に追加
「うーんと…あ、シルキーと食べたい!」
「え?シルキー…ですか?」
メイドは困惑したまま聞き返してきましたがアルベルトは元気よく頷きます。
「だって、イリアが言ってたよ。シルキーはイリアと同じことしてるって!だからシルキーも!」
無邪気な笑みを浮かべるアルベルトに対してメイドはどうしましょうと困り顔。
「ぼっちゃま、それは無理ですよ」
そう言って入ってきたのはロマンスグレーの杖をついた老人。執事の一人のギルバートでした。
「ギルじい。なんで無理なの?」
ギルバートを見上げてアルベルトはちょこんと首を傾げました。
最初のコメントを投稿しよう!