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「わぁあああああああっ!」
思わずわたしは叫んでいました。
悲鳴に驚いた祖父が駆けつけましたがもうあの生き物の姿はありません。
流石に祖父もすぐには信じてはくれず、
最初の内は怖い夢でも見たのだろうと笑っていたのですが、
わたしの怯えかたが尋常でないことを察し真面目に聞いてくれるようになりました。
祖父に話すだけ話すと、平常心を取り戻すことが出来ました。
落ち着きを取り戻してみると、他の生き物が人の言葉を話すなど考えられないことですし、
やはり悪夢だったのだろうということでその場は納得しました。
それでもわたしの心細そうにしている様子を見て、祖父は添い寝してくれました。
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