ガレンド喫茶６ｔｈ

番外編

「なぜ、俺が餌やりなんか」

　ガレンド喫茶では、水月彩乃介が小鳥のピィちゃんに餌をやっていました。

「居残りなんて悲しいわ」

　茶々木戌威が呟きました。

「まぁ交替ごうたいですからね。辛抱強く待ちましょう」

　と相馬紳司。

「仕方ないです」

　播磨優弥が、いくぶん気落ちした声で言いました。

　次こそは全員で行きましょうね。

　ちなみに最初予定では全員が休みのはずでしたが、彩乃介や他の常連が来ることを考え、交替で海に行くことにしたそうです。