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「元気やなぁ」
八月一日風悠愛が、扇子がわりのハリセンで仰ぎながら言いました。
このところ急に暑くなったせいか、全員がだれています。
しかし元気なのが一人いて、それが床宮京なのです。
「今度の休み、海でも行きませんか?」
事務所から出てきた三条椿が提案しました。
「海海海~!」
どこで聞き付けたのか、京が一人はしゃいでいます。
「言わなかった方がよかったかも」
京と他のメンバーの温度差を肌身に感じた椿は、少し反省していました。
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