日常 2

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「海だぁ~~!」  海水浴場までやってきたガレンド喫茶の面々。  で一番はしゃいでいたのは、やはり床宮京でした。  実はこの海水浴場、人が全くいません。 「みおりんのお陰や。感謝感謝」  八月一日風悠愛がそう呟いたのを、三条椿は聞き逃しませんでした。 (また、みおりんだ。誰だろう?)  あとでゆっくり聞くことにして、先に水着に着替えようと京と風悠愛を促す椿。 「どんな水着なんでしょう?」  神谷千里は、隣にいた柏木宗一郎にだけ聞こえるように言いました。
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