日常 2

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「あっ、はい。ふーちゃんが言ってましたか?」  実央璃はそこまで言うと、更衣室から出てきた三人の方を見ました。  椿は白のビキニ。  京はチェック柄のAラインワンピース型の水着。  そして風悠愛は、紺色の競泳型スクール水着で胸には『2―1 八月一日 風悠愛』と黒のマジックで書かれた名札が。 「ふふふ」  実央璃が笑いだしました。  笑いが堪えきれなかったようです。 「みおりん! うちの水着、どないしてん?」 「ふふふ、あはは!私が着て、着てる。ふふふ」  実央璃はしばらく笑いが止まりませんでした。
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