-新聞-

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真夏だというのにまだ、ジメジメとしている長沢町。虫の声がうざったくなる時期、そんな真夏に俺はまたホラー映画をみていた。 俺の名前は天宮 龍太郎。今行っている専門学校は映画監督養成科で、そこの仲間達のなかではかなりのホラー好きな男の子として有名である。 何故ホラーが好きなのかは自分でもわからないが、きっとドキドキするからである。 恋をするようなドキドキなどではなく緊迫感のあるあの物凄いド迫力のドキドキだった。 それがホラーなのだと確信した。 それからというものホラー映画やテレビを毎日欠かさず見ているのだ。 毎日欠かさず見ているとたまにネタが尽きるのでその時は実際にホラースポットに行ったり、友達と怖い話しの、ネタ交換をしている。 ホラーな夢をみたときは確かに怖いがそのときは逃げても駄目なら説得させる為に霊と話すようにしている。
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