封筒

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「ほら、さっさと帰れ。おじさんもおばさんも心配するぞ」 つまらなそうな顔をしながら紗季は玄関へ向かう。 「バイバ~イ。また明日。お休み」 ヒラヒラと手を振りながら隣家へ歩いていった。 適当に手を振りながら玄関を閉めた。 「……本当に何なんだ。コレ?」 改めて見てもやはり白紙。 ページにしたって4ページしかない。 「まあいいか…」 薄い本をリビングの棚に納め、夕食を済ます。 また、明日も仕事…。 夕食を済ませてベッドに潜り込んだ…。
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