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しょうがないんで春樹君が寝てる間に少し大胆になってみようかと思います。
あぁ、寝顔もなんというかそそりますね。
「はぁ……はぁ……」
なんか呼吸まで荒くなってきましたよ。
これが動悸、息切れを起こすと通説の恋の病なんですね、わかります。
と、とりあえず、倒れた春樹君の頭を私の膝に乗せて…………ど、どうですかこの王道!
目覚めたら美少女に膝枕されてたとか王道ですよ王道!
「あぁ……」
吐息が漏れるほど愛おしい。
花見月春樹、十六歳、四月二十日生まれ、A型RH-、身長百八十センチ、体重六十九キロ、帰宅部、家族構成は父、妹、弟、好きな食べ物は魚介類全般、嫌いな食べ物はジンギスカン、etc……。
はぁ……狂おしいほど愛しい。
彼にだったら何をされてもいいかもしれない。
何故だろう、彼は私の心を掴んで離さない。
もう私は彼がいないと生きていけないくらいだ。
ーーーーそうだ、殺したいほど愛している。
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