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紫音『……しゅ……しゅう…ちゃん……』
秀平『あっ!紫音ついたよ』
しゅうちゃんはゆっくり茜浜の駐車場にバイクを止めた
アタシはバイクから降りると改めて、しゅうちゃんにお礼を言おうと思ってしゅうちゃんを見て…ハッとした
しゅうちゃんって……
モロ暴走族だよね…その格好…
しかもさっきは焦って分からなかったけど…
バイクだって格好良く改造されてるし…
しかも今の茜浜…
全然デートスポットなんかじゃないし!不良のたまり場じゃない!!!
秀平『……紫音?』
紫音『…!あ…………えっ………と………』
アタシがしゅうちゃんから顔を逸らして言葉に詰まらせるから
しゅうちゃんは、それを見て笑った
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