創造に適う筈が無かろう。

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「だからなんだお?別に能力を知ろうが対策法何てありゃあしないお」 「おいおいwwww随分とベタな台詞じゃねぇかwwwwま、質問に答えるとしたらこんな感じかなwwwww?」 先程までの熱を帯びた空気は一切無い。空気は冷たく、重く、何より静かだ。そんな張り詰めた冷たい空気の中、方は女性との距離、凡(おおよそ)10mを歩きながらじりじりと詰める。 「だから無理だって言ってるお」 女性は先程、銃を灰にしたかのような、体制で一気に詰める。言うなれば、修羅。 「無理を可能にする。可能を無理にする。それって実にステキじゃないか?」 女性の手が方の首にかかろうとする。が――  
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