第一章

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~放課後~ 「お前なぁ初日から遅刻ってどう言う事だよ」 「まぁまぁ修」 「まぁまぁじゃねえだろ」 「あたしだっていろいろあるんだよ」 「瑠緒は特待生ではいったのにそんなんじゃすぐ退学になっちゃうだろうが」 「そんなんいったって二年まえに父さん死んで母さんこの間倒れちゃったからあたしが頑張るしかないでしょ」 「だからって自分を犠牲にすることないだろ」 「犠牲になんかしてない」 「瑠緒」 「あたしはバイト探さなきゃいけないの」 「瑠緒じゃあ俺も一緒にバイトする」
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