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「いいあたし一人で頑張るから」
瑠緒はおこって教室を飛び出した
「瑠緒待てよ」
修は瑠緒のうでをつかんだ
すると空手の技で修のうでをはなさせた
「瑠緒」
「何よもぉ」
「怒んなよ」
「怒ってない」
「おれは瑠緒が心配なんだ」
「っえ」
「兄貴として」
「あっああわかった」
「え」
「修一緒にバイトしたいんでしょ」
「いいの」
「うん」
「でも来週一週間はオリエンテーリングで泊まりがけだから無理だよ」
「っえ」
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