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「で、何やってんの？」
本題に戻った。
って、それじゃ駄目じゃん！
何にも言わない二人。
すると、その先輩は私たちに顔を向けた。
「騒がせてごめんね。
俺は斉藤葎斗。よろしくね。」
斉藤先輩はニコッと笑った。
私たちは軽く会釈する。
「この中川の隣の奴は、桜田寛貴。」
桜田先輩っていうんだ。
チラッと桜田先輩の方を見ると、目があった！
顔･････赤くなってないかな･･･？
何で、こんなに緊張してるの？
さっきから、私･･････。
心臓がドクドク鳴ってるよ。
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