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ハシゴを降り終えると目の前に川並にデカい水路が表れた。
「これは?」
「水路」
「カイナ」
「わかってるよ、今からこの水路を使ってシャンナにマオ山まで送ってもらうから」
「もっとちゃんと教えてあげなさい、私の水の力を使って送る」
「かわらねぇよ」
「いい突っ込みだよアッシュ」
具体的には水から酸素を取り出して息に困らないようにして、500m3秒くらいの水速で目的地に向かう。必要なものを揃えて流れのまったく無い水の中に入る。深さは8m程ある。シャンナが何かをした後シャンナに促され水の中に入ると、自分の顔の周りはまったく濡れず空気の層が囲っていた。
「それじゃいくね」
シャンナがそう言うと、流れの無かった水がゆっくりと動き出した。
手を握るよう促されシャンナの手を握ると水底ギリギリまで潜らされた。
シャンナ的には的に見つからないように、らしい
しばらくすると水の勢いが激しくなり、秒速200m近い勢いになった。
~1時間後~
「ウェェ↓気分悪いぃ」
濡れないように着ていたウエットスーツを脱ぎ、あえいでいた。
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